こんにちは、Suzumuです。
早速ですが、この度板タブから液タブに乗り換えを行いました。
お陰で作業効率が上がって気分ルンルンです!
しかし、購入から接続までに5日間の格闘がありました。
今回買った「Wacom Mobile Studio Pro 13」は、Amazon限定で2019のモデルのものです。
故に情報がもの凄く少なく、とても苦労しました。
[市販のケーブルでどうにかできないのか…?]
[Wacom Link Plusが無くとも繋げれる方法は無いのか…?]
[他にも困っている人がいるのではないか…?]
という訳でこの記事を残しておくことにしたわけです。
- 掛かったコスト
- 試した環境
- 試した方法やケーブル
- 成功
・掛かったコスト
コスト重視の方向けの項目です。
液タブ本体(上記の画像のセット)の値段が¥208,208(基本送料無料)です。
また、今回は接続する為に様々なケーブルを購入して試した為、これらケーブル類の値段が加算されます。
そして、接続問題を解決した「Wacom Link Plus」が¥7,950(送料無料)です。
よって私の最終的に必要だった費用は¥216,158でした。
・試した環境
2016年モデルのデスクトップパソコン(使った端子:※HDMI,DisplayPort,USB Type-A,B)
2019年モデルのノートパソコン(使った端子:USB Type-C)
2019年モデルの液タブ(当記事の主役)(使った端子:USB Type-C)
※HDMIは入力と出力どちらも使用
・試した方法
まず、USB Type-CからType-Bへ変換するケーブルを使ってみました。
こちらの変換ケーブルを液タブとデスクトップPC本体に接続しました。しかし、反応なし。PC側は検出もせず。
反応もしないんじゃしょうがない…別のを買おうということになり、次なる望みを買ってきました。
はい、USB Type-CからHDMIへ変換するケーブルです。
結果は同じでした。
(え?そもそも向きが逆?…フフフ、当時の私は反応させることの必死だったのです。ご勘弁を)
次なる刺客は、Type-CとType-Cを繋ぐケーブルです。
こちらは、Type-C対応のノートPCと液タブを繋ぎました。
しかし、結果は変わらず…。
そして私は、ここで出入力の向きがあってないことに気付きます
そして最後の刺客。Type-CとDisplayPortを繋ぐ変換ケーブルで、こちらは出力の向きが両方になっています。
でも、結果は残念…変わらずでした。
(因みに、後でWacomさんに問い合わせたところ、こちらのケーブルは非対応だそうでした(^p^)
では、結局どうなったのか…。
・成功
はい、wacomさんが公式で出している変換ポート「Wacom Link Plus」を買いました。
世の中でこいつと同じ役割を果たせる物が無いため、これ頼りです。
こちらは左から、変換ポート本体、USB Type-Cケーブル、USB Type-Aケーブル、Mini Display Portケーブルのセットになっています。
しかしコロナ渦の現在、中国で製造されているこちらの商品の在庫がWacomさんにないと…。
なので私は、ヨトバシカメラのネットショップで買いました。
(因みに、Wacom Link PlusはWacom Tintiq Pro専用となっていますが、公式回答で、Wacom Mobile Studio Proにも対応と問い合わせで頂きました)。
で、やっとこさこれを使うことで繋ぐことができました。
(市販ので無理やりやろうとしても無理なんやな…)
解説いきます。
液タブはType-C端子の“真ん中”とWacom Link Plusの四角いマークの描いてある方のType-C端子を繋ぎます。
電源の方は、上下どっちかでOKです。
LinkPlusは、LinkPlusのHDMI端子とPCの“出力の”HDMI端子、LInkPlusのUSB Type-A端子とPCのUSB端子、LInkPlusのUSB Type-C端子とPCのUSB端子を繋げます。
配線はこれで完成です。Mini Display Portは使いませんでした(こちらはHDMIに対応していないけどMiniDisplayPortには対応してるよという場合に使用します)。
因みに、HDMIケーブルはSwitchのを使ってます(なのでこれは市販のもので平気かと)。
次に設定です。
PC側で行います。
まず、デバイスをインストールします。
商品名 デバイス インストールで公式HPからダウンロードできます。
インストールしてセットアップが完了(同意して再起動)したら、
デスクトップでWindowsキーとPを同時に押します。
すると画面右に[PC画面のみ、複製、拡張、セカンドスクリーンのみ]と4つ項目が出てくると思います。
これの[複製]を選択すると、液タブの画面にPCの画面が映り、マウスカーソルも同時に同じ個所を動いているはずです。
(尚、PCが出力を検知しなかった場合、最悪の手段でBios設定というPCの脳みそであるマザーボードの設定を弄る画面を出す方法がありますが、失敗するとPCが死ぬのでお勧めしない最悪の手段です。なのであえて、画面の出し方は載せません。保証も責任も負いません。ご了承ください)
この時に画面の映る大きさが少しおかしくなるかと思います。
これは、[Windowsの設定(画面一番左下の端にある四角四つマークを押した後に、歯車マークを押す)]を開き、[システム]を選択[ディスプレイ]の欄にある[ディスプレイの解像度]でPC側が画面一杯になるよう調節してください。
以上です。以上が私の接続談でした。
要するに、Wacom Mobile Studio Proを液タブとして使いたくば、Wacom Link Plusを買わなければならないという訳でした。
皆さんも、私の様に無駄に色々購入しないよう接続に励んでいただけたらと思います。
それでは。